2012年4月6日金曜日

犬の選び方 - 犬を飼う前に - 犬と歩けば



生活スタイルに合った犬を選ぶ

犬の種類は実に300種類にもなり、雑種を加えるとその種類は無数です。犬はもともと狩猟犬、牧羊犬、作業犬、番犬、闘犬、愛玩犬など、その用途によって分類されていて、犬種によってそれぞれ性格や必要な運動量、手入れのしかたなどに違いがあります。また犬種だけではなく、犬も人間と同じで個性があるので、実際に目で見て、接してみて選ぶようにするといいでしょう。

子犬を飼う場合、一度飼い始めたら15年〜20年の間、ずっといっしょに過ごすことになるわけですから、将来のことも含めて、慎重に選ぶ必要があります。子供がいる家庭、共働きの家庭、老夫婦、ひとり暮らしなど、それぞれの生活スタイルに合った犬を選びます。例えば大型犬の場合、毎日1時間以上の散歩や運動が必要になります。大型犬を飼うのが夢だったとしても、ちゃんと時間を割けないのであれば断念せざるを得ません。子供といっしょに生活しても問題ないか、手入れは楽か、手間がかかるかなど、しっかり考慮しましょう。


馬は何を量るん。

オス犬か、メス犬か

犬は一般的にメスの方が飼いやすいといわれています。メス犬はオス犬に比べて従順で、攻撃性が少ないからです。またしつけや訓練も覚えやすく、我慢強い傾向にあります。メス犬は発情期になると出血して室内を汚すこともありますが、避妊手術をすれば問題ありません。避妊手術は、乳腺腫瘍などのメス特有の病気の予防にもなり、発情期の精神的な不安定さを防ぐことにもつながります。

逆にオス犬は、他の犬や人間に対して闘争心を抱くこともあるので、初心者には飼いづらいといわれています。縄張り意識が強いので、慣れないうちは部屋のいたるところにマーキングとして尿をかけることもあります。もちろんオス犬は骨格がしっかりしていて、活発で、オス犬の良さというものもあります。オス犬を飼う場合は、将来の病気やトラブルの予防のために去勢手術を行うことをオススメします。

犬の大きさを決める

犬の大きさを考える際には、将来成長したときの大きさを考慮しましょう。犬の大きさと、飼い主の居住スペースを考慮するのは大事なことです。ただ大型犬は成長すると、室内をそれほど活発に動き回ることはありません。おとなしく落ち着いていて、子供といっしょにいても安心で、くつろげる程度のスペースがあれば問題ありません。


なぜ犬は彼らのつま先を噛まない

しかし、大型犬には毎日の散歩と運動が絶対に欠かせません。しつけが必要なのはすべての犬において共通ですが、大型犬の場合、いっしょに走ったり、自転車で併走したりと、飼い主にもある程度の体力と時間が必要です。もしこれを怠ると、犬がストレスを溜め込み、手のつけられない状態になることもあります。

一方小型犬はというと、大型犬ほどの運動量は必要ありませんが、普段から活発で、室内を動き回る傾向にあります。また無駄吠えをしたり、噛んだりする犬も多いです。小さいからといってしつけを怠ると、トラブルの元になります。トラブルを起こすのは犬のせいではなく、飼い主が正しくしつけなかったことに原因があるということを覚えておきましょう。

小型犬は、大型犬ほどの食費もかからず、外出の際にも場所によってはキャリーバッグに入れて簡単に連れて行けます。盲導犬以外の大型犬を電車に乗せるのは難しいですが、小型犬であればそれも可能です。

このようにそれぞれに特徴があるので、単に好みだけを優先するのではなく、将来をイメージしてサイズを決めるようにしましょう。

純血種の犬か、雑種の犬か

犬には純血種の犬と、雑種の犬がいます。純血種とは、同じ犬種同士の親から生まれた犬で、雑種とは異なる犬種の両親から生まれた犬、もしくは雑種同士の親から生まれた犬です。イメージ的には雑種の方が劣っているように感じますが、そんなことはありません。現に介助犬として雑種の犬が数多く活躍しています。


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ただ雑種の犬の場合、どのような性格をしていて、将来どんな体系、外観になるのかがわからないことがあります。もちろんそれが楽しみでもあるのですが、かかりやすい病気や将来のトラブルなどをできるだけ把握するために、母犬と父犬について調べた方がいいでしょう。

純血種の犬は、その犬種の特徴を受け継いでいるので、性格や将来の体型もある程度想像できます。しかし、犬種によっては、遺伝性の疾患をそのまま受け継いでいることも多く、特に人気の犬種では、商業目的の乱繁殖が行われているので、その傾向が強いといわれています。「血統がいい」などといいますが、血統よりも、信頼できるショップ、ブリーダーから選ぶことの方が大事です。

いずれにしても、純血種でも雑種でも、どちらが飼いやすいということは特にありません。基本的な飼い方は同じです。

何週齢の犬を飼うか

週齢とは、生まれてから何週間たっているかということです。子犬は人間の20倍の速度で精神的に成長するといわれています。子犬の2週間が、人間の子供の280日に匹敵するわけですから、何週齢の子犬を飼うかは、犬を選ぶ際にとても大事なポイントです。


4〜7週齢 兄弟犬など、そばにいる動物を
同属とみなす。
この時期に子犬同士で触れ合うと、
他の犬との社会性が身につく。
7〜12週齢 父犬、母犬をリーダーとして認める。 この時期に人や他の動物と触れ合うと、
仲間と認める。
13〜16週齢 子犬同士の間で階級ができる。

7週齢より前の子犬を飼うと、子犬同士のコミュニケーション不足から、犬同士の社会性が身につかず、将来他の犬に対して吠えたり、攻撃的になることがあります。逆に12週齢を過ぎるてしまうと、飼い主をリーダーとして見てくれなかったり、人間社会に適応しづらくなったりすることがあります。犬は、なるべく7〜10週齢の間に、遅くても12週齢までに飼い始めるといいでしょう。

どんな環境で育った犬か

子犬がそれまでどんな環境で育ってきたかをチェックしましょう。兄弟犬同士でよく遊んでいたか、親犬のそばで過ごしてきたか、清潔な環境で飼われていたか、人間の愛情を受けていたかなど、これらの条件が満たされていないと、無駄吠えが多い神経質な性格になったり、しつけがしにくかったりする可能性があります。



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